プール熱(ぷーるねつ)とは、咽頭結膜熱のことです。症状としては、アデノウィルス2型もしくは3型によって、目が充血したり、喉の痛みや発熱、全身のだるさ、吐き気や腹痛、下痢、咳など全身症状が現れます。
プール熱のこのような病名の由来は、患者の目やにや咳、糞便からも感染するため、夏にプールを介してうつることが多いためです。約5~6日の感染から発症までの潜伏期間があります。
プール熱を引き起こすのはアデノウイルス2型、3型が多いのですが、まれに7型があります。この7型は、呼吸器疾患を引き起こすことで、他の型より症状が重くなると報告されています。
抗菌薬による症状の改善が細菌性であれば期待できますが、現状ではウイルス性結膜炎に対する特効薬はありません。ウイルスは粘膜から侵入するので、粘膜を清潔に保ち感染を避けることと、粘膜と免疫力を強化することが大切です。
