眼底出血(がんていしゅっけつ)は、出血の量自体は微小で貧血などの原因となるものではありません。眼底出血自体は、網膜表面の血管が破綻することで起こる眼球内の出血です。がしかし、重度の視力障害を来すこともある、危険な病態である場合が多いので注意が必要であるということを前頁で説明しました。
医師に眼底出血だと診断された場合、すぐに治療が必要なものがあります。眼底出血と診断されたら、あわてず速やかに医師の指示に従って対処することが大事です。
症状や原因によって眼底出血の治療法は異なります。眼底出血を起こした原因が、糖尿病や高血圧などであれば、飛蚊症の症状が見られます。その場合、まず原因となる疾患(糖尿病や高血圧など)の治療から行い、安静と止血剤などで出血を抑えて吸収させる治療が行なわれます。眼底出血がひどい場合には、硝子体切除術が行われます。
